安田記念参戦のロマンチックウォリアーの戦績は⁉マイル適性に自信アリ‼

6/2(日)に行われる安田記念に香港最強馬ロマンチックウォリアーが参戦します。

ソングライン、シュネルマイスター、ソダシなどマイル路線の一線級が引退した今年は日本馬の最大のライバルになることでしょう。

香港最強馬ロマンチックウォリアーの戦績は⁉

ロマンチックウォリアーはこれまでG1 7勝、現在G1 4連勝中の香港最強馬です。

QE2世Cや香港Cは日本でもおなじみですね。

毎年、暮れと春の香港競馬に多くの日本馬が参戦していますが、・・・なんと日本馬、このロマンチックウォリアーに1度も勝てていません！

プログノーシス、ローシャムパーク、ヒシイグアス、ダノンザキッド、ジェラルディーナ、ジオグリフ、ジャックドール、レイパパレ、パンサラッサなど日本を代表する馬たちが負かされているのです。

そんな香港最強馬が安田記念、宝塚記念に登録してきました。今から日本馬との対戦が楽しみですね！

マイル適性はどうなのか

前項でロマンチックウォリアーの勝鞍を見ていただきました。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、そう、勝鞍すべて2000ｍのレースなんです。宝塚記念は2200ｍで行われますが、安田記念は1600ｍ。

「ちょっと短いんじゃないの⁉」と思いますよね？そこでロマンチックウォリアーのマイル適性について調べてみました。

1600ｍ、1400ｍ以下でも十分な実績を残しています。

そして、主戦ジェームズ・マクドナルド騎手も共同会見でこう語っています。

適応能力に優れた馬なので、いろいろなペースについていける馬でもあります。なのでマイル戦も大きな問題ではないと思います。特に東京競馬場は馬場が硬く、時計が速い印象があるので、馬場適性はあると考えています。馬自身も常に勝ちたいという気持ちを持っている馬で、いいレーススタイルを持っています。常に勝てる位置を取りにいける馬ですし、距離の対応は問題ないと思います。

引用元：日刊スポーツ

マイル適性のみならず、日本の高速馬場にも適性があると考えているようです。

ロマンチックウォーリアーの調子は？

ロマンチックウォリアーだけに限らず、G1ほどの舞台となると体調面がとても重要になります。

遠征競馬ともなれば余計に気になるところ。体調、遠征に関して調べてみました。

こちらも共同会見でのジェームズ・マクドナルド騎手のコメントになりますが、

同日行われた調教で僚馬をあっという間に４馬身ちぎったロマンチックウォリアーの感触については「大変良かったですし、３週間前の前走から全く疲れを感じさせませんでした。ダニー（シャム）調教師とチーム全員が本当にベストを尽くして調教していますし、ここまでいい状態なのは久しぶりではないかと感じています。気持ちとしても大変落ち着いているようなので日曜にはいいレースを見せてくれると思います」と納得の手応えだ。

引用元：東スポ競馬

体調面に関してはとてもよさそうですね。

次に遠征に関してです。

ロマンチックウォーリアーを管理するC.シャム調教師は、直近では今年の高松宮記念にビクターザウィナーを送り込み3着という成績を残しています。調教助手時代にはフェアリーキングプローンで安田記念を優勝しており、日本遠征経験も豊富。

ロマンチックウォーリアー自身もオーストラリアのG1コックスプレートで勝利を飾っています。

体調面、遠征面ともに問題なさそうに見えます。・・・ただ、気になる点が2つ。

• オーストラリア初戦となったG1ターンブルS(芝2000m)では、オッズ2.45倍の1番人気に推されるも4着に敗退
  
• 調教後の馬体重が-13kg

環境に慣れるのにすこし時間がかかり、本領を発揮できないのかもしれません。

ジェームズ・マクドナルド騎手のコメントでは調子がいいとのことでしたが、当日の状態面もしっかりチェックしたほうがよさそうですね。

ロマンチックウォーリアーのストロングポイントは勝負根性⁉

ロマンチックウォーリアーの勝ち方には派手さがありません。少ない着差で勝つことが多いです。並ばれてからがしぶといと評価してる人も多いですね。

ただ私の印象は少し違います。もちろん勝負根性も高いのでしょう。ですが、それだけではないとみています。

ロマンチックウォーリアーはとても賢い馬なのではないでしょうか？レースでも騎手の指示に従順なように見えます。いつも少ない着差で勝っているのは『ゴールの瞬間に少しでも先着していたらいいことを知っている』からだと思います。

ディープインパクトが三冠を達成した菊花賞。初めてコースを2周する競馬をしました。1週目の4コーナーでもうすぐゴールだと勘違いして自ら加速した、という逸話があります。

G1を7勝もする名馬なので、そこまでのことが出来ても不思議ではないように思います。

ロマンチックウォーリアーは強いの⁉まとめ

ここからは私の予想も入ってしまいますが、ロマンチックウォーリアーは強いです！

G1を7勝もしているんだから強いのはわかってる！と怒られちゃうかもしれませんね・・・。

ロマンチックウォーリアーを調べてみて、実力もコース適性も、安田記念を勝つにふさわしい馬ではないかと思ってきます。

みなさんはロマンチックウォーリアーをどう評価しますか？私は本命にするつもりです。

ただ、『ロマンチックウォーリアーの調子は？』の項でお話しした馬体重の件は少し気になるので、当日の気配はチェックしようと思っています。

明日の安田記念。ロマンチックウォーリアーがアウェーでも強さを証明するのか、日本馬が香港でのリベンジを達成するのか。今からレースが楽しみですね！

中央競馬ランキング