日本でもおなじみのダミアン・レーン騎手が、宝塚記念ウイークの1週間、ピンポイントで来日するこ分かりました。現在、短期免許申請中とのこと。
22日は東京競馬場、23日は京都競馬場で騎乗を予定している。今年は阪神競馬場がスタンドリフレッシュ工事のため、GⅠ宝塚記念は京都競馬場(京都芝外2200メートル)で行われます。
昨年6月以来の来日で、短期免許での騎乗は通算8回目となります。
JRA通算勝利数は146勝(うち重賞14勝)。そのうち国内GⅠは5勝を挙げています。
今年初の国内騎乗はわずかワンウイークのみ。注目を集めるのは間違いありません。
宝塚記念はシュトルーヴェに騎乗
ダミアン・レーン騎手がワンウイークのみの騎乗で来日とのことで気になるのは宝塚記念の騎乗馬。どうやら美浦の堀厩舎の管理馬シュトルーヴェに騎乗するようです。
宝塚記念に登録があり、この中間も在厩で調整。出否については状態面を慎重に見極めたうえで判断する方針です。
シュトルーヴェは現在、日経賞→目黒記念と重賞を連勝中。3走前の3勝クラスの勝利と合わせると3連勝中の堀厩舎の期待馬ですね。
ダミアン・レーンの思惑は・・・、シュトルーヴェでコックスプレートの参戦!?
宝塚記念の勝ち馬にG1コックスプレートの優先出走権を補助金付きで与えられます。以前、レーン騎手はリスグラシュー騎乗で宝塚記念を勝利。そして、優先出走権を行使してコックスプレートに参戦しました。今回はシュトルーヴェでコックスプレートの参戦を狙っているのかもしれませんね。
コックスプレートの優勝賞金は300万AUS$ですから、賞金的にはすごく魅力的です。(AUS$のレートは約104円)。今年は制裁の関係で短期免許が2ヵ月しか交付されません。そのうちの貴重な1ヶ月をこの1週に使う、それなら納得がいきますね。
シュトルーヴェってどんな馬?
わざわざレーン騎手が騎乗しに来るシュトルーヴェとはどんな馬なのでしょう?
戦績などを調べてみました。
- 生年月日/ 2019年4月21日(5歳騙馬)
- 調教師/堀宣行 (美浦)
- 馬主/村木克子
- 生産者/追分ファーム
- 獲得賞金/1億9,245万円
- 通算成績/12戦6勝 (6-3-0-3)
- 血統/父・キングカメハメハ 母・アンチュラス(母父・ディープインパクト)
前項でも書いた通り、JCベストレース記念(3勝クラス)→日経賞→目黒記念と3連勝中です。
実力的には申し分ないですね。
宝塚記念の出走登録馬は?
シュトルーヴェのライバルとなる宝塚記念の出走登録馬です。(シュトルーヴェを除く)
- ドウデュース
- ベラジオオペラ
- ローシャムパーク
- ジャスティンパレス
- ブローザホーン
- ルージュエヴァイユ
- ボッケリーニ
- ソールオリエンス
- タスティエーラ
- プラダリア
- ディープボンド
- シュヴァリエローズ
- ヤマニンサンパ
- ヒートオンビート
- カラテ
ドウデュース、ベラジオオペラ、ジャスティンパレス、ソールオリエンス、タスティエーラとG1馬が5頭。その他にもG1好走馬が多数います。個人的には若干物足りなさは感じるものの、好メンバーが集まりました。
リバティアイランド、スターズオンアース、プログノーシスなども
参戦してほしかったですね
レーン騎手の実力と展開次第では、ここに入っても優勝を狙えるのではないでしょうか。
まとめ
ダミアン・レーン騎手がシュトルーヴェで宝塚記念に参加します。
2ヵ月しか交付されない短期免許のうちの貴重な1ヶ月を使ってまでのピンポイント来日。しかも陣営は宝塚記念の出走は名言していません。
レーン騎手の思惑ははっきりしていませんが、コックスプレート参戦を本気で狙っているというのならば納得がいきますね。
出否については状態面を慎重に見極めたうえで判断する方針とのことですが、ぜひ万全の状態で出走してもらいたいですね!
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